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コンテンツ提供元

有限会社ロハシング

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社会的責任投資フォーラムのイベント・セミナーでは、皆さまの身近な話題から、社会的責任投資について学ぶことができます。

LOHAS的お金の価値



長引く超低金利やペイオフ解禁、また年金に対する不安も高まりつつある社会的背景から、株式投資や投資信託を利用する人が増えています。
ところで、自分の利益だけを考えるのではなく、自分が投資したお金が、環境や社会にどのような影響を与えているかを考えたことはありますか?

具体的な例ですが、自分が株式投資した企業が、そうしたお金を集めて環境保全に配慮せず工場を作る。結果自分が投資したお金が間接的に環境破壊を助長している、ということになります。そういう企業には自分の貴重なお金を投資したくないですよね。
欧米では、SRI(エス・アール・アイ:社会的責任投資と訳されています)という投資に対する考え方があります。
環境や社会問題の取組みに積極的な企業に投資をする、という考え方。

自分が投資したお金で環境・社会をよくする。その結果、持続可能な社会に自分のお金で貢献できる。
これがLOHASなお金の運用。
世界に目を向けると、米国でのSRIの資産規模は何と約250兆円。我が国日本というと1/2500の約1000億円。

日本でSRIを中立的な立場から普及・推進活動を行っているNPO社会的責任投資フォーラムの代表理事であり、日本のSRIの第一人者である後藤敏彦さんにSRIについてお話をお伺いした。
社会的責任投資 SRI

社会的責任投資(SRI)の歴史的背景ですが、いろいろな諸説があります。
一般的には、20世紀の初頭、米国でのキリスト教会の運用資金についてアルコールやギャンブル、タバコの企業へは投資をしない、というのが始まりと言われています。60年代、70年代になり公民権運動、ベトナム反戦運動などに関連して発展し、80年代に入り、南アフリカのアパルトヘイト問題で、南アフリカで利益を上げている企業には投資しない、などを通じ普及してきました。
このように倫理や人権、反戦などへの理由によるマイナス評価からの企業選別〜ネガティブ・スクリーニングといいますが〜であったのが、1989年、石油会社エクソン系のタンカーによるアラスカでの原油漏出事故を契機に、「環境面」でも選別するようになりました。
また環境に十分配慮する企業には積極的に投資するというプラス評価からの投資行動〜ポジティブ・スクリーニングといいます〜が出てきました。
大きな契機となったのは、90年代アメリカの年金基金が、その運用にも活用しだしたこともあり、今日の発展につながっています。結果として米国では、株式全資金の約1割を社会的投資責任運用されていると言われています。
欧州では、歴史は浅く80年代に発達しだしたといわれています。当初は米国同様、企業倫理を中心に発展しだしたのが、転機となったのは、欧州各国で国レベルでの政策的なサポートをし始めたことがあげられます。例えば英国では年金法の改正により、年金運用者から年金加入者に対し、投資する企業の環境や社会問題に対する取組みについて説明責任を強化すること義務付けました。私はこういう考えでこういう企業に投資していますよ、という説明ですね。その結果、約3年で、約90%がSRIにシフトしたと言われています。またフランスも、上場企業に環境面、社会面での取り組みについて情報公開義務を課す法律があります。

日本では、大手証券会社が、環境問題への取り組みを投資先評価に組み込んだ「エコファンド」を1999年に発売されました。
各社からも同様の投資信託が発売され、これからますます普及してくものと思われます。これらのスクリーニング運用〜環境に配慮する企業には投資するなど〜は、SRIのひとつのパターンであり、他にもいくつかあります。
これからのSRIの潮流 コミュニティ投資
スクリーニング運用の他、どのような種類のものがあるのでしょうか。


コミュニティ投資株主行動というものがあります。
特にコミュニティ投資は、これから非常に重要となるSRIだと認識しています。
株主行動とは、自分が既に株主である場合に、株主総会などで株主の権利や立場を通してその企業に環境や社会対策を強化することを求めていくことを言います。米国の場合、会社の社長は株主に対して、「your company:あなたの会社です」と言う訳です。米国の自動車会社であるGMなどが、株主提案の方向に沿った改革を進めていることで有名です。


3つ目のコミュニティ投資。
地域の経済、伝統、文化を活性化させていき、持続可能な社会を構築していくためのお金の使い方、それがコミュニティ投資です。
世界を舞台で活躍するような大企業が、地域に大きな工場を持っている。もしその工場を閉鎖するとなれば、何千人・何万人の雇用が失われ、地域が沈没してしまうわけです。

持続可能な社会を築くためには、そのような大企業や、国の政策・補助金だけに依存しすぎるのはよくない。そこに住む人々がどのように地域に貢献していくか、発展させていくかが今問われています。例えば、地方自治体により運営される交通機関が、どんどん廃止されています。その結果、車の交通量が増え、環境汚染の一因や高齢者が自由に移動出来ないなどの社会問題となっている。
再度、地域の交通機関である路線バスや市電などを、行政主導ではなく地域コミュニティで復活させる。

しかし、大きな問題なのが、このような活動にはお金が必要になる、ということです。

このような地域の活性化に役立つお金として、SRIの一つの形としてコミュニティ投資があります。コミュニティ投資では、地域交通の復活などの大きなプロジェクトだけではなく、環境や社会問題対策に積極的な地域の中小企業や団体に投資もしています。
SRIにどう取り組むか
50ismLOHASの読者がSRIに取り組むには、どのような方法があるのでしょうか。


自己の価値観や倫理観を投資に反映させたい、また、よりよい社会の実現を目指して投資の影響力を行使したい、という観点をお持ちの方はSRIを利用されてみてはいかがでしょうか。

SRIのスクリーニング投資としては、各証券会社でSRI投資信託が販売されています。環境・社会問題に前向きに取り組み企業に投資する投資信託です。こういうファンドをご購入されるのも一つあると思います。
また、株主行動として、株を購入済みの企業、もしくはこれから購入を検討している企業のCSRという環境・社会問題への取り組みを記したレポートをご覧になってみてください。環境問題・社会問題にきっちり取り組んでいる会社はCSRをインターネットなどで公開しています。
投資先企業がCSRを公開していない場合、企業からお話を聞いてみてはいかがでしょうか。
そしてコミュニティ投資ですが、例として、風力発電の建設資金を出資し、電力会社に販売された利益の一部を配当として受け取るものや、知的障害者の作業所であるぶどう農園の苗木を購入することで出資し、リターンは農園で作られたワインでいただくというちょっとした投資まで、さまざまな形があります。

自分の価値観や論理観に合うコミュニティ投資をされてみてはいかがでしょうか。

インタビューを終えて
後藤さんのお話をお聞きし、「お金」というモノは、ある側面すごいチカラを発揮することを改めて確認できました。このお金のチカラで環境・社会をよくすることができる。これからの日本でのエコソサエティを考えたとき、SRIは大きな力を発揮することでしょう。

後藤さんが代表理事をなさっている社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)にて、 SRIファンド商品の一覧がありますので、ご興味がある方はこちらを参照ください。